英旅行調査会社スカイトラックスが２４日に発表した航空会社の２０２４年版ランキングで、中東のカタール航空が首位に立った。
昨年の首位だったシンガポール航空は２位に後退。
カタール航空は新鋭の機材や質の高いサービスが評価され、２５年の歴史があるランキングで８度目の首位を獲得。

スカイトラックは世界の航空会社約３５０社について、１００カ国の利用客約２１００万人を対象に実施したアンケートをもとにランキングをまとめている。
３位以下のトップ１０はエミレーツ航空（アラブ首長国連邦ドバイ）、全日空（ＡＮＡ）、キャセイパシフィック航空（香港）、日本航空（ＪＡＬ）、トルコ航空、エバー航空（台湾）、エールフランス、スイスインターナショナルエアラインズの順だった。
シンガポール航空は客室乗務員部門で首位を獲得。一方、ＡＮＡは空港サービス部門で世界一、スタッフサービス部門でアジア一に選ばれたほか、客室乗務員部門で世界２位、清潔な航空会社部門でも世界２位を獲得した。
世界格安航空部門はエアアジアが１０年以来連続で首位を守り、シンガポール航空グループのスクートは世界長距離格安航空部門でトップだった。
地域別ではアジアのバンコクエアウェイズ、アフリカのエチオピア航空、北米のデルタ航空がそれぞれ１位に選ばれた。
コロナ禍を経て衛生意識が高まる中、清潔な航空会社部門はアジアと中東勢が１０位までを独占。キャセイパシフィックを筆頭に、ＡＮＡ、エバー航空、カタール航空、シンガポール航空の順で上位５位に並んだ。
中東エリアの経済発展と航空会社の勢いは比例している傾向がありますね。

＜神戸で不動産エージェントの住マイルセブン＞