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信ずるべきは「直観?」

経営本や何にかを決める基準に、3秒後の決断や「直観」が意外に最適な手段と書かれている書物を目にすることが多いです。
しかしながら「直観」とは過去の経験則からの選択基準であることが多いと思います。
ようするに、何がその人の「直観」を造ったのかどんな「人生経験」から導き出したのかが重要になってきます。
なぜなら「直観」は自分の経験が多ければ多いほど目のお前の選択に正しく働く可能性が有ると思います。
面白い実験を紹介します。

ライス大学のエリック・デイン率いる研究チームによる実験です。
<実験方法>
1.被験者に有名ブランドのハンドバッグを10個見せる。
2.被験者の半数は5秒間しか考える時間を与えず、残りの半数には30秒の考える時間を与えて、ハンドバッグが本物か偽物かを判断してもらう。
<実験結果>
1.高級ブランドのハンドバッグの所有者ならば、与えられる時間が短ければ短いほど、正確な判断ができた。
2.複数の高級ブランドのハンドバッグ所有者は、バッグを見る時間が5秒のみのときの判断は、30秒のときの判断よりも22%精度が高かった。
つまり、類似のものを何年もじっくり見ることで、「直観」が「分析」を上回ったことが証明されたといえます。
でも「有名ブランド」の知識がなければたまたまの可能性もあるのではないでようか。

つまり、経験をしたことのないことに決断を迫られる場合は後悔しないなら「直観」を重視
後悔しそうなら分析の時間を持つことが「合理的な選択」になるのではないでしょうか。

<神戸で不動産エージェントの住マイルセブン>


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