マラソンで2000年のシドニーオリンピックでマラソンで金メダルリストの高橋尚子を育ててきた。小出義雄監督の伸びる選手を高橋尚子選手に見ることができた話です。
高橋選手がオリンピックで金メダルを取る選手になれたのは、練習もさることながら性格にあると小出監督はおっしゃっていた。
とにかく素直で明るく、他人に嫉妬しない性格が凄いと、他の選手がいい成績を上げると自分の事のように悦び自分の励みに変える事のできる子だったらしいです。
その時に得られた育成方針は「自分さえ勝てばいという気持ちでは一流選手になれないライバルであっても良い記録がでたら心から喜ぶことが出来る人に福が舞い降りてくる」という事のようです。
スポーツでも仕事でも負けたくなければ足を引っ張るのではなく共に成果を自分の事のように悦び、次は自分が成果を上げる起爆剤にする気持ちが成果を得るエネルギーになるんだと経験上理解出来ました。
5月23日

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