どんな職業で、どこ出身で、どんな性格の人なのかは思い出せるのに･･･。
誰だっけ？あれだよ！顔は思い出せるのに名前が出てこない！
私も友達の会話中に最近お互いに見かける風景です。

このように名前の他の情報は思い出せるのに、一番思い出したいことが思い出せない現象を「ベイカーベイカーパラドクス」と呼ばれています。
何だか不思議な名前ですが、直訳すると「パン屋のベイカーのパラドクス」
意味としては職業はパン屋と思い出せるのにベイカーという名前が思い出せないというジョークの呼び名のようです。
これは、名前に限らず、地名、本や映画のタイトル、モノの名前など、固有名詞が出てこなくなることも含まれているようです。
はっきりは解明されていない様ですが、映像の情報よりも文字の情報の方が記憶に残りにくいからなのではないかと推察されてますが、
画像は脳の後頭葉で処理され、文字は前頭葉の働きで年を重ねると衰えてくるようです。やっぱり。

ついでに、そのことによってもどかしさやイライラが募ることを「舌端（先）現象」と呼ぶようです。
いま、「舌端（先）現象」してるって、一息入れてあげましょう。

＜神戸で不動産エージェントの住マイルセブン＞