すき焼きで肉を入れて白滝を近くに入れると牛肉が固くなるからと言われてきましたから、
相性がわるいのに必ずセットで入っているのに疑問を持っていました。
牛肉が固くなる理由は、白滝（こんにゃく芋）に含まれるカルシウムであるといわれていました。
ようするに白滝は粉末状にしたこんにゃく芋を水に溶かして凝固剤として水酸化カルシウムをくわえて固めて作られる、
このカルシウムが調理中に溶け出して、牛肉とカルシウムのアルカリ性が反応し、牛肉が固くなるといわれていました。

この内容に「日本こんにゃく協会」が2017年に白滝と牛肉（国産・アメリカ産）を一緒に湯出ても肉の固さには影響はなかった結果がでました。
一方、カルシウムは生肉の赤色に作用して黒色に変化させることがわかりました。

この変色を防ぐには白滝を水洗いと下茹で処理をするひと手間をすることで防げるようです。

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